世界のリノベーション Feed

2015年9月27日 (日)

リノベパーツ天国な蚤の市 ロシア編

僕は欧米のフリーマーケットが大好きです。ちなみに、フリーマーケットは、自由な市場「free market」ではありません。自由に売ることができるからその名がついたわけではないのです。まちがって「free market」と記載されている場合がありますが、完全な和製英語です。正しくは、蚤の市「flea market」なんです!ご存知でしたか?

蚤の市「flea market」は、もともとノミのわいたような古着が主な商品として扱われていたことに由来するとか、ノミのようにどこからともなく人や物がわき出てくる様子を表現したなど言われているが、語源は定かではないようです。とはいえ、リサイクルでエコなアイテムが多いのは全世界共通のようです。

パリやNYやロンドンなど欧米の都市では、ショッピングセンターとはまったく商品構成の異なる週末だけオープンするフリーマーケットが、普通に何箇所もあります。新鮮な野菜とか手作り雑貨とかリサイクルショップやほとんどジャンクな金属パーツとかリノベの元となりそうなお宝が掘り出すのが好きなんです。

ということで、改めて旅の写真を探していたら、5年前の2010年に行ったロシアのフリマの写真がザクザクでてきました。とはいえ、さすがロシア、つっこみどころ満載です。丁寧につっこんでいきたいと思います。

P1110925モスクワの中心市街地から車で20分くらい所にある週末だけ開かれるフリーマーケット。

すみません、、、、地名&名前はわかりません。

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お婆ちゃんの手編みの靴下は、あったかそうです。

いいかんじに草臥れた、限りなく売り物の空気感がゼロのおもちゃ達もこのお婆ちゃんが売ってるのなら、ほっこりと許されます。

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なぜ君がそこで売ってるの!子供目線でセレクトしたちょいエロ下着&ボディコン風衣装。このショップのコンセプト鋭すぎます。もしこのお嬢ちゃんが店長だったら、きっと10年後には素晴らしい起業家になることでしょう!

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やる気がまったく感じられない、素人風手書きマトリョーシカの看板。

でも、でも、下手すぎて逆に目立っている!

もし、これが全て計算されているのなら、凄すぎる!

P1110913そんな凄すぎる看板のお店。店員はもちろんやる気「ゼロ!」

でも中心市街地のお土産やさんと値段を比べると激安なので、不思議と売れるんですね。

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ワシントン条約的には、日本へはきっと持ち込めないであろう「おおかみ」の毛皮(だと思います)専門店。

店員はやる気「ゼロ!」

と、いうか横でまったりウォッカ飲んでます。

しかも友達と仲良く。

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やる気は「ゼロ!」生ハムと雑貨の専門店。

この商品構成は誰も思いつかないです。

世界広しといえどこのお店だけです!

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やる気は「ゼロ!」

もう何を販売していたか、店員もわからなくなりました。

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やる気は「ゼロ!」指人形専門店。

となりのアシスタントは、必要なのでしょうか?

もちろん、お母さんもただ指にはめてるだけで、演じたりはしません。

なぜなら、疲れて椅子に座ってるから。

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中にはちゃんと仕事する店員さんもいることはいます。

しっかりと検品をしております。

僕的には、金属系のパーツがやはり気になります。

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品揃えもストライクです!

P1120409どこであろうが、とりあえず、ハメ顏があれば、反応してしまう不惑の社長です。

P1110910僕のストライクゾーンその2「社会主義系雑貨」

兵隊さんや宇宙飛行士のソフトビニール人形専門店。

ベルリンにも似た感じのショップがありましたね。

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冷戦時代の静かなるプロパガンダを彷彿させるアイテム達。

とはいえ、ディスプレーは超テキトーです。

赤い宇宙飛行士が、僕のツボにはまりました!

Img_7027そして海を渡り弊社の打ち合わせ室に飾られています。

次回は、そんなフリママニアの僕が毎回、お宝探しに行く「護国神社 蚤の市」の力の入ったレポート。もうすこし、リノベーション寄りになる予定です。乞うご期待!

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2015年7月16日 (木)

「houzz」N.Yから依頼を妄想中!

ブログ当番の日曜日に急用が入りアップできませんでしたので、反省しながら四日遅れでブログします。。。。。。。。

自社のHPがなくても建築写真のポータルサイトに写真をアップするだけで、自社の仕事の紹介ができようになってきました。これらのサイトは、僕らプロにとっても、他者の仕事がずらっと一覧できて、実はすごく参考になります(笑)

そんなリフォームをしたい人と住まいの専門家をつなげる米国のコミュニティサイト「Houzz」が2015年4月9日に日本サイトをオープンしました。同サイトは専門家が投稿したインテリアやエクステリア、住空間の写真を閲覧して、自分の気に入ったものを保存したり、それらを元に専門家に発注できるようになってます。写真は600万点以上にのぼり、世界最大のデータベースであるとHouzzは謳っております。

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Houzzのユーザーは「世界のすべての国」にいるのだそうですが、コミュニティのローカライズは始まったばかり。2014年に米国外にも拠点を設ける方針を決定し、アジアの最初のオフィスとして日本を選んだそうです。日本を選んだ理由は2つ。日本の住宅環境がHouzzと相性がいいというのが1つ目にある。タタルコ氏は「日本のリフォーム市場は数年前の米国に似ているし、可能性がある。課題としては空き家率の高さがある。中古住宅を改装して住みたいが、どうすればいいのか、わからない人も多い。また日本人は新築を好むが、新築に住んでも、いずれはリフォームが必要になる。そういった課題を抱えたマーケットであり、それを助けるコミュニティが求められている」と話した。また2つ目の理由としては、グローバルのユーザーが日本の住環境に興味を持っていることがあるという。Houzzが実施した調査によれば、多くのユーザーが日本の建築、たとえば仏間や畳などについて学びたいと思っていることがわかったそうだ。「日本の住環境や文化がHouzzプラットフォームの成長を助けるものになる」とタタルコ氏は言う。

Houzz011

そんなHouzzに僕らの仕事が記事で紹介していただけました!N.Yやロンドンからもオーダーが来るのを楽しみにしております(笑)ただし交通費は別途料金です!

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2009年2月 2日 (月)

大阪リノベーション紀行 後編

 大阪で発注していたディーターラムスの図録が本日オフィスに届きました。(超分厚い本なので荷物になるので送ってもらいました。)本屋さんでは売っていない展覧会のために造られた図録ですが、デザイナーの方はこれは超お買い得な一冊です。ご希望の方は、サントリーミュージアムに注文してみてください。買う前に一度、見たいという方は、弊社にお越しくだされば、ちょこっとお見せしますよ。ちなみに日経デザインの2009年1月号にディーターラムスのインタビュー記事が掲載されています。

 ということで、1週間前の話ですが、大阪リノベーション紀行後編を書くには、いい感じでモチベーションが上がってきました。

大阪で、トラックの後に向かったのは、「D&DEPARTMENT大阪」。ビルを丸ごとリノベーションした、リサイクル雑貨で有名なお店です。カリモク60などプロデュースしたいかしたお店です。一部商品は、ロット等で購入できますが、リアル店舗は残念ながらまだ福岡にはありません。出店して欲しいと思っているのは僕だけではないはずです。ここで、注目は「NIPPON VISION」というシリーズがあり、手づくりのほうきとか日本全国の工芸品的雑貨というか雑貨的工芸品をセレクトして販売しております。現在、八女の伝統産業の再構築をおこなっている私としては、とっても参考になる商品群でした。お値段も手ごろだったデス。ナガオカケンメイ氏はいい仕事しているなあ~って改めて感動しました。

カフェでお茶したんですがあまりに、くつろぎ過ぎお気に入りのマフラーを忘れてしまい、その後はぶるぶる震えながら次に向かいました。(後ほど、着払いで送ってもらったことは言うまでもありません。)

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 次に向かったのは、「graf」です。トラックよりちょっと洗練された感じのこれまた、造って売っているというコンセプトの味のある関西発のインテリアショップです。ここでは、ナイスな家具と雑貨が、これもまた、中古ビルを丸ごとリノベーションした店内にいい感じで売られてます。(といいつつ荷物が増えるのを嫌がり僕は、何も買わずにフリーペーパーをたっぷりゲットしただけですが、、、、)工房やオフィスやギャラリーそして、カフェのある素敵なスポットです。

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大阪で、カッコいい店は、「中古ビルを丸ごとリノベーション」がコンセプトなんだと、強引な結論を出しつつ、あたりは暗くなり、そろそろホテルへ向かう私達でした。が、今日はここまで、続きは次回「大阪リノベーション紀行 完結編」にて。

2009年1月28日 (水)

ディーターラムスの家具

今日は、超マニアックなデザインの話題。

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リノベーションの話題とは、ちょっと距離がありますが、個人的な独り言としてお許しください。先日、サントリーミュージアム(この施設は、安藤忠雄先生の作品なんですねえ~)で展覧会を見てきてまだ、興奮止みあらず、です。

ドイツ機能主義デザイン。いま、流行の北欧デザインをもう少し禁欲的にした感じなんですが、これまた、シビレルところがあります。ドイツデザインといえば、メルセデスベンツやBMWを思い浮かべる方も多いと思いますが、とっても違いの分かる大人の世界観です。そのなかで、ラムスは、バウハウスやウルム造形大学の機能主義をしっかり現代に伝える伝道師としての位置づけですね。この文脈から、ユーモアやサプライズという味付けが加えられ、アップルや±0(深澤直人)などのプロダクトが生まれているんだ~って謎解きができます。

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ラムスのプロダクトは、家電や家具等いろんなものがあるんですが、どれも一貫して、「使われていない時」のことが、しっかり考えられているんですね。つまり、そのものが、空間の中に存在したときにどうあるべきか?というまじめな考えに基づいて、十分に練り上げられたあげくに生まれたデザイン。これは、凄く大人の考えですね。

リノベーション空間もそのようにありたいっ! と(かなり強引ですが)思います。

表層的な薄っぺらなものは決して時代を超越しません。いや、そのようなものは人を薄っぺらなものにするような気さえします。経験的に思うのですが、考えた以上のものはできません。偶然なんてほとんど無い。想像力をフル回転させ、大人のデザインを目指したい。熱い想いがこみ上げてきております。・・・・・・・・・・書いててちょっと恥ずかしいですが、こんな気持ちになって、大阪行ってよかったpisces

こんな展覧会の企画したサントリーって凄い会社ですね。外人もいっぱい来てました。福岡までくるといいなあ~。ちなみにラムスは現役を引退してますが、自分のスタジオで家具をデザインしているそうです。スーパー爺ちゃんですね。

2009年1月27日 (火)

大阪リノベーション紀行 前編

ひょんなことから、福岡で大変ご活躍の敏腕アートディレクターの梶原氏と、週末に大阪に行ってきましたねん。
デザインマニア男達のふらふら二人旅、もちろん色気ゼロです。

本厄を迎えた40歳になって実感するのが「デザインがもっと上手になりたい!」ってことです。そのためには、引き出しをもっとたくさん増やすこと。いいデザインを実際に見て触って匂って感じることです。今回の出張では、イロイロ感じてきました。

旅はトラブルがつき物ですが、行きの新幹線でいきなり携帯電話を置きわすれて、、、、、電話だけ東京まで行ってしまいました。結局携帯電話の無い状態での一泊二日の出張でした。社会人としてはイロイロ困った状態でした。身近な皆様には、ほんとご迷惑おかけしました。

まず、訪れたのがサントリーミュージアムで開催されていた「ディーターラムス展」。日本ではあまり知られていないドイツの家電メーカー「ブラウン」を1955年以降40年以上にわたり、プロダクトのデザインを行なってきた巨匠です。僕らはブラウンというと髭剃りぐらいしか知りませんが、オーディオ・キッチン家電等、様々なアイテムを製造しているメーカーです。とっても禁欲的な上質なデザインが、深澤直人やアマダナなどに大きく影響を与えていることが、改めて認識できました。僕らが新しいものと感じているものも、実は既に偉大なる先人たちの様々な試行錯誤の延長線上に位置づけられるです。デザインに対してとっても謙虚な気持ちになりました。

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次に訪れたのが、家具屋さん「トラック」です。中古ビルをリノベーションしたファクトリーとショップが一体となった理想的な家具屋さんです。づっと気になっていたけど、行く機会がなかったお店です。無駄な装飾を出来だけせず、木とまじめに向き合ってデザインされた椅子やテーブルは、愛さ使われることによって初めてその良さが引き出されるような、まじめなデザインでした。働いているスタッフも楽しそうに働かれていて、僕も福岡でもっとがんばろう!って気持ちになりました。

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ほんとに感動しましたが、まだまだつづきます。

次回はD&Departmenntと堂島ホテルのレポートです。

お楽しみにchick