2016年10月12日 (水)

『RENOVATION EXPO JAPAN 2016』福岡は11月5.6日開催!

仕事の合間を縫って、9月22〜25日まで、東京で開催されていた『RENOVATION EXPO JAPAN 2016 in TOKYO』視察に行ってまいりました!

このイベント毎年全国で開催されております。東京では、ヒロミさんや、辰巳琢郎さん、そしてチハルさんと、リノベ系な芸能人のトークショウも開催され、大盛り上がりでした。会場は、インテリアやアート系のイベントが多く開催される青山のスパイラルでした。リノベーションを仕事にしている私としては、全国の同業者の仲間たちにも沢山会うことができ、学びと気付きが盛りだくさんの内容でした。

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ダンボールを上手に活用した展示会場、安価なマテリアルですが、センスあるデザインで上質な空間に仕上がっております。とっても勉強になります!

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射的ビフォーアフター、一発で大成功、ブルースタジオさんから賞品いただきました!

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首都圏で大活躍のNUさん、恋するリノベ診断していただきました!

閑話休題。。。。。。。。。。。。。。

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そんな、「見て、聞いて、学ぶリノベーション」をコンセプトに、毎年全国各地で開催されるリノベーション業界最大のイベント『RENOVATION EXPO JAPAN』が今月と来月に熊本、北九州、そして福岡と、九州を股に掛けて開催されます。福岡では僕たちリノベエステイトもセミナーやワークショップを行いますので、ぜひぜひ、遊びに来てくださいませ。

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『RENOVATION EXPO JAPAN 2016』福岡���。l

■開催日:2016年11月5日(土)/10:00-20:00 (熊本応援灯明イベント)

6日(日)/10:00-16:00

■会場:旧大名小学校(福岡市中央区大名2丁目6-11)

■入場無料

https://www.facebook.com/events/498431407031202/

 

今年の福岡の開催地は、旧大名小学校にて決定!

2016年の福岡のテーマは『FOR KUMAMOTO』福岡の提案する住まいの暮らし方として、楽しみながらリノベーションを学べるイベントが盛り沢山です。福岡のリノベーション関係会社の施工例ギャラリー展、トークライブ、セミナー、ワークショップなどを行います。ゲスト講師にHOME’S総研所長 島原 万丈氏を招いての基調講演会を開催。街が持つ魅力その効果と活用について、リノベーションの視点から語っていただきます!

 

【エキシビジョン・イベント内容】

● ”くまもと応援”灯明Night

 くまモン灯明で熊本をみんなで応援しよう‼

 11月5日(土)/18:00~20:00

● 『リノベーション住宅推進協議会展示ブース』

●『リノベーション住宅推進協議会会員展示ブース』

● 特設Kid‘sふわふわランド

 

【セミナー・トークイベント】

● リノベーション基調講演会 

 ゲスト講師/HOME’S総研所長 島原 万丈氏

● 福岡リノベーションNOW

● 若者と地域再生

 九州大学/糸島空き家プロジェクト

 

【ワークショップ】

●『手作り工作体験教室』

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『RENOVATION EXPO JAPAN 2016 in 熊本』

■開催日:2015年10月22日(土)−23日(日) /10:00-17:00

■会場:早川倉庫(熊本市中央区万町2-4)

■入場無料

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『RENOVATION EXPO JAPAN 2016 in 北九州』

■開催日:2015年10月29日(土)−30日(日) /10:00-17:00

■会場:旧大連航路上屋の多目的スペース(北九州市門司区西海岸1-3-5)

■入場無料

 

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2016年10月 2日 (日)

「土木展」人類の圧倒的クリエイティビティ

建築土木そしてデザイン業界で話題となっている「土木展」に行ってきました!

東京ミッドタウンに隣接する「21_21 DESIGN SIGHT」で開催されてた展覧会です。21_21 DESIGN SIGHTは、折り紙を折ったようなフォルムの安藤忠雄氏によるよるクールな建築です。9月25日までと知りつつなんとか23日に行けました。土木建築オタク必見の内容で素晴らしかったのでレポートさせていただきます!

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<イベント紹介 HPより抜粋>

快適で良質な毎日の生活を支えるため、街全体をデザインする基礎となる土木。道路や鉄道などの交通網、携帯電話やインターネットなどの通信技術、上下水道、災害に対する備えなど、私たちの日常生活に必要不可欠な存在です。「土」と「木」で表す土木は、私たちの生活環境そのものであり、また英語ではCivil Engineeringと表現されるように「市民のための技術」なのです。

現在の日常生活の土台は、古来の伝統技術、近代における研究と技術の発展など、多くの努力と工夫が積み重なって形成されています。しかし、私たちの毎日の暮らしは土木とつながっているにもかかわらず、それを実感する機会は多くありません。また、多様な環境と対峙しながら生活の基礎を築くことも、土木の重要な側面です。

これらのことを改めて見つめ、再発見と実感を通して、より良い未来を考えるきっかけとなるよう、21_21 DESIGN SIGHT企画展「土木展」を開催いたします。本展では、展覧会ディレクターに、全国の駅舎や橋梁の設計、景観やまちづくりなどのデザインを手がけ、土木と建築分野に精通する西村 浩を迎えます。また、土木のエキスパートたちによる展覧会企画チームと、参加作家のデザイナーやアーティストがリサーチを行い、幅広く多くの皆様に、より深く土木を知っていただく作品を展示します。

地形や自然環境は各地で異なり、人々が活動するために必要な社会基盤も、地域によって異なります。土木展では、日々の生活の根底を支えるデザインを伝え、生活環境を整えながら自然や土地の歴史と調和するデザインについて考えます。

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写真や模型が圧倒的であり、かつ、ユーモラスな内容でした。

ちょうど映画「シンゴジラ」を観た後だったので、

庵野秀明的なこの重機に大いに感情移入。

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土木展クイズ のそ1

「さてこれは何でしょう?」↓

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正解は「渋谷の地下の模型」でした。

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しかもこの地下、現在も土木工事をしまくっているので、変化し続けております。

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土木展クイズ のそ2

「さてこれは何でしょう?」↓

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カレー?

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ハウスジャワカレー?

ハウスバーモントカレー?

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CoCo壱のカレー?

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正解は「日本各地のダムのカレー型の模型」でした。

正解確率0%です!

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すっかり、しっかりお腹がカレーになってしまって、

もちろん、この後、秋葉原のGoGoカレーに行きました。

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圧倒的スケールの前で、自分の存在がちっぽけに感じると同時に

人類の圧倒的なクリエイティブに、大きな勇気をいただきました。

内容も展示方法もとても勉強になりました。

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2016年9月 5日 (月)

「メゾネット」室内階段あり〼

集合住宅で二階建てメゾネットタイプは、非常にレアな物件です。

 

マンションのメゾネットタイプとは、分かりやすく言うと、住戸内が2階層(以上)に分かれている「内階段のあるマンション」のことです。

集合住宅でありながら、2階建ての一戸建て住宅のような構造を取り入れたもので、供給数の割合はさほど多くないため、物件としては超レアな存在です。

開放的な空間を作りやすく、2層にバルコニーがあるため通風や採光でも有利になる点が挙げられます。玄関のない階では共用の廊下も必要ないため、南北あるいは東西の両面にバルコニーを設置している例も多いでしょう。また、小さな子供がいる家庭では騒音の発生を気にして「マンションの1階を選ぶ」というケースもありますが、メゾネットの上階に子供部屋を設ければその心配もありません。玄関のない階に寝室を設けるなど、プライベート空間の確保も容易です。

メゾネットの魅力それは、ずばり「階段」ですね。

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メゾネットタイプの階段の構造は、一般的にはコンクリートで出来ております。

今回リノベーションさせていただいた住まいの既存の階段デザインは、コンクリートの躯体を石膏ボードで包んでクロス張りし、踏み板は、味気のない木目がプリントされた新建材で包んでしまってました、決して空間的にも可もなく不可もないものでした。

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解体工事を進めていくと、スケルトン状態になったところで現れた想像以上にダイナミックな存在感のコンクリートの階段。

この存在感をできるだけ残すデザインを施すこととしました。既存空間のポテンシャルを無理やりデザインでねじ伏せるのではなく、あくまでも受け入れて最小限の施工を施すリノベーションデザイン。

食材に真摯に向き合う寿司職人的な空間調理法です。

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または、プロレスラーアントニオ猪木的に表現すると「風車の論理※」的デザイン手法とも言えます。

 

※アントニオ猪木は、相手の力を引き出しながら勝つ方法を「風車の理論」と名づけている。風が強ければ強いほど風車はよく回る。つまり、相手の力や技を受けながら、その力を利用して、最後には勝つという方法である。

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玄関を開けると一番最初に現れる玄関と一体となった階段。この家の顔となる空間、見せ場となる、デザインも慎重に行いました。階段の側面を表すようにデザイン修正を行うなど、工事を進めながら微調整を度々加えることとなりました。

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モルタルで階段の高さの調整と表面仕上げを行い、集成材の踏み板を設置し、コンクリートはクリアー塗装で仕上げました。

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お引き渡しまであと少し、それまでには、スチール製の手すりを設置しますので、ご安心くださいませ。

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2016年6月19日 (日)

大人の隠れ家フレンチ「TTOAHISU」OPEN!

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リノベエステイトのビルの一階にフレンチレストランがオープンして約1ヶ月が経ちました。大人の隠れ家をコンセプトに、大手門に新たな魅力になればと願いを込めて、プロデュースと空間デザインをさせていただきました。

三十代の山下シェフとは、家主と借主という単なる賃貸借契約的な関係ではなく、料理人と建築家というお互いクリエイティブな世界で試行錯誤しながらも、お客様に感動をご提供したいという志で価値観が一致できた幸せな出会いでありました。イケメンという点だけは大きく異なりますが(笑)

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メディアにも出ず、宣伝もせず、口コミとSNSだけでのスロースタート。(大家としては少し心配でしたが)やはり志を理解していただける方々はこの街にはいらっしゃるんですね。だんだんご予約も増えてきたようです。もちろんご近所の食通の方々にも浸透してきたようです。

隠れ家感を最大に増幅するための「入りにくい」エントランスです。しかも、大谷石に暖簾、寿司屋と間違えられことも計算ずくなんです。

店舗をデザインする際に僕にはスタイルあります。まず、デザインを施す前に、クライアントとなんどもディスカッションを重ねます。そこでクライアントの想いをしっかりと自分の中に消化し、コンセプトを言語化します。そのコンセプトをクライアントと共感できる「言葉」にまとめていきます。

店舗は、様々なクリエーターや関係者が関わってお店が出来てきます。その際にこの「言葉」がとても重要になってきます。プロデューサーの指示ではなく、コンセプトである「言葉」に従って各クリエーター達が自分たちの仕事をしていきます。

普段は内輪の資料で公開してないんですが、今回は特別にコンセプトをご紹介!

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<TTOAHISU デザインコンセプトの覚書>2016/03/11松山真介

TTOAHISU/Ohtemon no French

フランスも日本もどちらも伝統的な文化があります。和とフレンチは表層的には共存は無理です。クリエイティブのバックグランドが違いすぎます。どっちが偉いと劣るとか、深いとか浅いとかではありません。ちょっと乱暴な表現ですが。 フレンチは、徹底的で圧倒的な仕事量によって生み出されます。反面、和食は、厳選した食材に最小限の仕事を施し生み出されます。一般的な古典的フレンチの空間は、バロックだったりゴシックだったり、壁や天井や装飾品により「SPACE」が創られております。ベルサイユのバラ的なクラシカルな西洋建築的な空間です(笑)反面、和の空間は、そぎ落とされた「本質」を最小の加工を施した「間」で表現されてます。というよりむしろ、厳選した素材からクリエイターがつき動かさされて、その本質を削り出さされる。素材の方が優位にたっている状態かもしれません。寿司職人のような感じです。←料理が苦手な素人の妄想かもしれませんが(笑)。いわゆる千利休的な「ワビサビ」です。

トアヒスは、日本(特に福岡)の食材や器を多用し、日本人のオーナーが大手門から発信する帰化したフレンチです。トアヒスがもてなすフレンチは、欧米人が納得するパリで食べるフレンチではありません。というか福岡でそんなのはカッコ悪いしそもそも不可能です。だって大手門はパリじゃありませんから。大手門の城下町にある帰化した古典と前衛がマリアージュした仏蘭西料理です。

<デザインコンセプト>

思いっきり「和」に寄せます。ミニマル、春夏秋冬、陰翳礼讃、です。書、家紋、水墨画が欲しいです。大手門は簀子町に隣接する歴史的なエリアです。コンテクストを読み取ると、まさに和がコッテリと詰まった場所です。

<空間デザインの方向性>

・アトリエヴラヴォのモノクロの「福岡城」の三連屏風絵のある真っ暗な洞窟空間。

・大谷石と檜と赤暖簾で構成される寿司屋ようなエントランス。

・ガラス張りの厨房から垣間見えるシェフのパフォーマンス。

・京都のお茶屋のような一限さんが入りにく外観。

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アトリエヴラヴォの本田さんの渾身の壁画のメイキングのブログもあります。

ライブペイントレポート

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なんだかんだとデザインの薀蓄を書きすぎました。。。

なんだかんだ言っても「料理」が旨いです!

ここは、大人の隠れ家になることを確信しております。

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<TTOAHISU/トアヒス>
住所/福岡市中央区大手門3丁目12-12 BLDG64 1F

TEL/092-733-4600

コース/

ランチ(12:00-15:00/L.O/14:00)ランチ ¥2800(6品) ¥4500(8品)
ディナー(18:00-23:00/L.O/21:00)ディナー ¥6000(9品) ¥9000(10品)

定休日/火曜日

フェイスブック

食べログ

2016年5月 3日 (火)

経年変化の王様「大谷石」

「大谷石」をご存知ですか?「おおやいし」と読みます。


栃木県宇都宮市で採れる淡青緑色の凝灰岩の一種です。

20160503_165328 アメリカの建築家フランクロイドライトが設計した、大正12年、近代日本が生んだ名建築帝国ホテル。現在は愛知県の明治村に移され、旧帝国ホテルとして保存されていますが、僕は実物をまだ見たことはありません(涙)

この建物では、壁や柱など、至る所に大谷石が使われています。ライトが日本オリジナルの様々な建材の中から厳選したマテリアルであったのです。

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大谷石は江戸時代から建築資材として使われ始めました。加工しやすく、耐久性・耐火性に富み,石垣,門塀,擁壁などに利用されている日本の風景に溶け込んでる原風景的な素材です。

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大谷石はまだ日本列島のほとんどが海中に沈んでいた今から2,000万年前に、火山の爆発によって噴出した火山灰などが海水中に堆積し凝固してできたといわれています。

大谷石の特徴である暗褐色または緑褐色の斑点は「みそ」とよばれる蛋白石鉄塩鉱物(たんぱくせきてつえんこうぶつ)。これは火山灰に紛れ込んだ、木の破片などの化石なんです。けっしてゴキブリの死骸ではありません!

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柳宗悦は、大谷石について次のような文章を残しています。


『質が堅くないだけに、石に連想される冷たさがない。丁度石と木との間のような性質がある。堅くないだけに親しみやすい。何も上等な石というわけではいが、私は大谷石に日本的なものを見出さないわけにゆかぬ』と。

柳宗悦の境地に達してはおりませんが、私の大好きな建材の一つであります。

表面的な見た目だけでなく、機能的でも優れた天然素材です。

大谷石は天然ゼオライトを含んでおり、水処理、公害物質処理、油処理、脱臭処理と利用が可能であり、酸度を矯正し調整保持する効果があり、土壌改良剤として利用されております。

多孔質で多くの空気を含むため、自然の断熱材の役割を果たし、温度・湿度も一定に保ってくれます。もちろん、多孔質であるので「脱臭効果」もバッチリです。

切り出された時は緑色、やがて濃い茶色から自然な白色へと、天然石素材だからこそ醸し出される優雅な経年変化。年月を重ねるにつれて変化していく風合いが、長く愛される素材となります。

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「古い建物は壊れるんでしょう?」

リノベーションをお考えのお客様からよく聞かれる質問です。


「はい、壊れます。なにも手をかけなければ。」

僕は答えます、

「だから、大切に丁寧に時々は修理しながら長く使って快適に暮らしていければ良いですよね」と。

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大谷石を建築素材として使ってきた風流な日本人の心意気を忘れずに、建築そのものも、もっともっと長く愛着を持って利用され続ける文化がリノベーションを通して浸透し共有されることを願っております。

※熊本地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げるとともに、

一刻も早い復興を御祈りしております。

2016年3月28日 (月)

お花見気分のサクラの無垢材

寒いけど春だからエアコンを切って、仕事してます。

季節感を無視してダウンジャケットを着ておりますが、

寒くて思わず、

「春なのに お別れですか 春なのに 涙がこぼれます

 春なのに 春なのに ため息 またひとつ🎶」

と、中島みゆきの春うたをくち部さんでしまいそうですが、

この寒さのおかげで、ラッキーなことに今年の桜は長く楽しめそうです。

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リノベーションによく使用する建材で「サクラ」の無垢材があります。

僕らは主に床材として使うことが多いですね。

そもそも、お花見の際に皆様が良く目にする桜は

「ソメイヨシノ」が多いですが、この「ソメイヨシノ」は園芸種であり、

観賞用に植えられたものがほとんどです。

そのため、製材されて家具などに使われることは滅多にありません。

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では、無垢材のサクラとは?

主に「カバザクラ」などのサクラ材がフローリングや家具類に使われます。

こちらは、流通量も多く、特にフローリングではよく使用されます。

実は、これらのサクラ材は、カバノキ科に属していて、

シラカバなどと同じ種類になります。

さきほど紹介した「ソメイヨシノ」とは種類が異なります。

その昔、産出量が多かったカバ材を「ヤマザクラ」の代用として使ったことから

「カバザクラ」などと呼ぶようになったとされ、

その慣習が今でも続いているようです。

西洋でバーチとも呼ばれております。

回転寿司で「オキメダイ」を「タイ」と評して回しているのと同じです。

実と利をわきまえた日本人のワビサビですね。

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カバサクラはカバサクラで、とっても魅力的な材です。

淡いピンク色の赤身と白い部分の2つの色味が楽しめる材です。

肌触りも滑らかで、個人的には非常に好きな材です。

僕らのオフィスでも「幅広カバサクラ/リボス仕上げ」を使用しております。

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カバはカバノキ科、さくらはバラ科、

そんなジェネリックなマテリアルは許せぬ!

とう方にオススメは「アメリカンブラックチェリー」です。

高級家具の材料として、古くからヨーロッパに輸出されてきた素材。

きめ細かく、どこまでもなめらかな手触りで

フローリングとして使うのはまさに贅沢そのものです。

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今週はBLDG64(僕らのビル)でもスタッフ&入居者の皆様と

ほっこりなサクラの宴も予定しております。

やっぱり春はワクワクですね。

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2016年3月 1日 (火)

那珂川町のまちづくりオフィス「こととば那珂川」

福岡市の南に位置し都市部から車を30~40分も走らせればたどり着く那珂川町、なんとなくはわかるけど、あまりよく知らないと言う人が多いかもしれません。人口約5万人の福岡市に優しくよりそうようなエリアにあります。

そんな那珂川町で僕らは去年から、まちづくりオフィスの運営のお仕事をさせていただいております。心地よいコミュニティや暮らしを作るお手伝いという意味においては、まちづくりとリノベーションは、目的は同様だと考えております。

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博多南駅前ビルにできたまちづくり拠点「こととば那珂川

こととば那珂川は、新幹線のやってくる博多南駅の駅前ビルにオフィスを構えるまちづくり拠点です。どんなことをするのか?それは、“こととば”の名前のとおり「コト」を動かしたり、「バ」を生み出したりすることです。「コト」と「バ」をつくることで、関係をつなげたり、ひろげたり、新しい何かがはじまるきっかけになれればと思っています。この事業を通して那珂川町に関わる人たちが、もっと町を楽しんで愛着をもってもらえれば大成功と考えております。そんな想いを抱きながら、日々いろんな方の声を聞き、活動を計画しています。さらに、町に暮らす人以外にも那珂川町のことをたくさん知ってもらい那珂川町を愛してくれる仲間が広がっていけばと願っています。

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福岡市に隣接する周辺の市町村も含めて一つのまちが形成されていて、人々の暮らしや文化が育まれているんだと考えております。当然、僕らだけで行えることではありません。いろんな方達と繋がりながら、手探りで少しづつ前に進んでおります。

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そんな那珂川町において、面白い活動をされているチームの方達とトークイベントを行いことになりました。

なぜ僕らは那珂川町が気になっているのか?
- まちの仕掛け人たちが語る那珂川町のいま –

那珂川町でプロジェクトに関わっている下記のメンバーが熱い想いを語り合い共有しあうイベントです。登壇者それぞれが考える那珂川町の魅力や課題についてショートプレゼンと、クロストークを行います。

<登壇者>
・那珂川にあるレトロビル五反田ハイツのリノベーションを手掛ける「スペースRデザイン」さん。
・五箇山ダムに新しくできる商業施設の検討やグリーンピアなかがわのイベントに携わる「ダイスプロジェクト」さん。

・那珂川町と協働で南畑地区の移住促進事業を進行中の「福岡R不動産」さん。

・博多南駅前ビルの活性化を進めている「こととば那珂川(アポロ計画・LOCAL & DESIGN)」。

日々、福岡で色々なことを仕掛けている面々が、今、この町に集まっているのは、なにやら偶然とは思えません。また、今回の登壇者がイベントでこうやって一堂に会するということ自体、かなりレアな組み合わせです。

また、会場では那珂川町を五感で感じていただけるよう、地元の美味しい食材を使用した料理も提供されることとなっております。町の生産者さん自慢の野菜やお米、鶏肉、卵などを、会場であるHABITさんに調理していただきます。食いしん坊の僕的にはここも興味大です!

僕らのチームからは、人見知りレスなニューホープ!坂口麻衣子さんが登壇して、熱いプレゼンをしてくれます!僕もギャラリーとして傾聴してまいります!

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町の仕掛け人たちが語る那珂川町のいま

日時 2016年3月1日(火) 19:00~22:00(開場18:30)
会場 Lunch & Pub "HABIT" 
住所 福岡県福岡市中央区大名2-1-50-2F(MAP
定員 60名
料金 1000円(那珂川町の食材を使った料理+2ドリンク付き)
主催 福岡R不動産(株式会社DMX)・那珂川町
備考 Peatixによる事前予約が必要となります。
お申し込みは下記URLよりお願いいたします。
http://peatix.com/event/147514

2016年1月19日 (火)

消費税10%増税と家づくり

新年も始まり、来年2017年は二度目の消費税の増税が行われます。

そうです、2017年/平成29年4月から消費税は10%となります。

お客様から「家を買うならどういうタイミングがいいのか?」との問い合わせが多くなってきました。今回は、ちょっと気になるけど、で実のところどうなのよ的な少し真面目な内容です。

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消費税5→8%引上げによる消費低迷が問題になっていますが、政府はそうした状況をかんがみ、10%引上げを今年平成27年10月から平成29年4月に1年半延期することを決めました。次回の引上げは8→10%の2%幅ですが、2%といえども1000万円なら20万円、2000万円なら40万円、3000万円なら60万円!見過ごせない額ですね。

では、現在の8%のままで家づくりをするにはいつがリミットなのでしょうか?


今回の税制改正でも10%の経過措置として、「請負工事等に係る適用税率の経過措置の指定日を平成28年10月1日とする」とあります。平成28年9月30日までに業者と請負契約完了している必要があります。

または、お引き渡しを平成29年3月末までに行う必要があります。

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<タイミング1>

平成28年9月末日までに業者と請負契約を完了。そうすると平成29年4月以降の引き渡しても8%でOK!

<タイミング2>

お引き渡しを平成29年3月末までに完了。もちろん増税前なので8%でOK!

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とはいえ、前回の5%→8%に増税されて際に起こったのは、駆け込み需要が増えて、大工さんなどの職人不足、材料の不足により現場が止まったり、スケジュールの混乱がおきました。

健全な対策としては、受注の調整を行うことによって、お客様へのご迷惑を回避する業者も増えることが考えられます。

決してまだ慌てなくても大丈夫でしょうが、「まだ、1年以上あるから大丈夫!」と安心するには光陰矢の如しかもですね。

詳しくはセミナーなどでプロに聞いてみるものいいかしれません。僕ももう少し業界の様子を見ながら対策を練っていきます。一緒にベストなタイミングをみつけましょう。

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2016年1月 9日 (土)

お酒がススム、冬の屋上庭園の恵 2016

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今日は弊社の屋上庭園の定期メンテナンスです。朝から植木職人さんが剪定をしてくれてます。年間を通して楽しめるように、植木をセレクトしてたので、屋上庭園は冬も僕らに潤いと恵を与えてくれます。

最大の恵は「シークアーサー」沖縄の名物の柑橘です。福岡でもしっかり収穫できました!去年はカラスにやられましたが、今年はかなりの量がなってくれました。一つ丸ごとお湯で割った泡盛にガッと絞って、グイッと呑んでポカポカになりたいです!

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そして、大好きな植木の一つ「ミモザ」もちゃんと花が咲きました。この木を植えるまで「ミモザ」ってシャンパンとオレンジジュースのカクテルのことだと思ってましたが、実はこの花へのオマージュだったんですね。鮮やかな黄色で、ふわふわしたこの花のイメージからバーテンダーが命名したんだと思います。

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この三連休は、昼間は弊社のリノベーションスタジオはオープンしております(もちろんノンアルです)ご来店いただいた方には、数に限りはありますが、朝摘みシークアーサーをプレゼントいたします!

シークアーサーの泡盛割、ミモザカクテル、、、、、なんだかんだ言って、全てお酒に結び付けてくる屋上庭園の冬の恵に乾杯です。

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2016年1月 6日 (水)

あけましておめでとうございます 2016

新年あけましておめでとうございます。

今年が年男の松山です!

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お引き渡しや3ヶ月点検等、師走もバタバタと過ぎ去り遠い過去のようです。

切り妻屋根の集合住宅の最上階のリノベーションで、戸建を思わせるような背の高い天井が圧巻の空間は、僕らにとっても初めての経験でした。ビフォーの時は普通の天井高でしたが、きっと未使用の空間が眠っているはずと確信をしておりましたが、開けてみると想像以上の迫力にお客様も我々も大感動しました。

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そして、年末にお引き渡しさせていただいたお住まいは、奥様こだわりのモロッコタイルをキッチンに割り付けました。そして、蚤の市で仕入れたパーツをアクセントに配置し、国籍不明なオンリーワンな空間に仕上がりました。オーナーのこだわり家具が設置された後の写真撮影が楽しみです。

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なんと申年の私は、、、、今年は年男となります。24才でもなく、36才ではなく、干支が4回転で48才となります。次回は還暦なんだと考えると、なんか言葉では言い表せないくらい凄いことです。若かった頃に思い描いていた自分に全然到達していないものですね(涙)まずは、次の12年間で更に更にもっともっと腕を磨いていきたいです!

2016年も、お客様にとって、一生モノで、一点モノの住まいを丁寧に創っていきます。今年もよろしくお願いします。

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